文学賞受賞作家作品

ぶんがくしょうじゅしょうさっかさくひん 商品一覧
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ヴァン
失業者のジミーが同じく失業した友人とヴァンでハンバーガーを売る商売を始める。失業手当で生活をしながら毎日特にすることもなく過ごしてきたジミーにとって友人の失業は同情もするけど正直喜びもあった。2人で......
ラストオーダー
原作と読み比べ英語の勉強のために、我慢して読み終えました。 だって(ネタばらしになりますが)競馬で大穴当ててお金を作るって話、 何がよくって読むのでしょう?This book has inspire......
良い骨たち+簡単な殺人
アトウッドの作品は簡単に見えて、多重の意味合いを含む英文は訳出が難解そのもの。ポストモダンでメタフィクショナルな作品構造に作者の知性と感性が光を放ちます。作者自身によって描かれたイラストも不思議な雰......
夢みるピーターの七つの冒険
ピーターは空想好きな10歳の少年。彼は私を少年・・もとい、少女の頃に戻して楽しい冒険の旅にいざなってくれました。 妹・ケイトの人形達と言い争ううちに自分も人形になっていたり、年老いた飼猫と体を交換し......
闇の殺人ゲーム
マーガレット・アトウッドの創造空間とも言うべき、文学技法の秘密が隠されている断片的作品群。カバーは、作品にも登場する「第三の眼」と作品の中にある時空を超えた小宇宙(microcosm)を表しているの......
見るということ
バージャーのエッセイ集。特に写真に関するものが多いが,絵画も含めて,映像メディア全般に関するもの。...
充たされざる者〈下〉
Kazuo Ishiguroの作品を、原書で読みたくなって、アマゾンで検索してみました。村上春樹の英語訳をほぼすべて読み通したら、なんとなくその気になって。「わたしを離さないで」と「わたしたちが孤児......
充たされざる者〈上〉
Kazuo Ishiguroの作品を、原書で読みたくなって、アマゾンで検索してみました。村上春樹の英語訳をほぼすべて読み通したら、なんとなくその気になって。「わたしを離さないで」と「わたしたちが孤児......
ミゲル・ストリート
17の短編から構成されており、それぞれミゲルストリートの住人についてかかれている。 各章でピックアップされる人物たちは、必死に自分を保とうとする。しかしほとんどの住民はそれに失敗してしまう。 名前......
嗤う伊右衛門
かの有名な「四谷怪談」をベースにした物語です。 しかしこの作品は、私の持っていた四谷怪談のイメージを思いっきり覆しました。 笑ったことのない生真面目な浪人、伊右衛門。 気高くまっすぐな意志を......
綿菓子
江國作品のなかで最も好きな小説のひとつです。比較的デビューして間もないころのお話ですが、江國さんの豊かな表現力があちらこちらに見られます。主人公の少女の甘い甘い恋心を、ふんわりとそれでいて想像力をぎ......
ワシントンハイツの旋風
中三の春、高知から母を頼って東京に上京した一元謙吾は、代々木八幡の新聞店で住み込み配達人に、米軍家族宅のワシントンハイツが新聞配達の担当区域だった。工業高校卒業後、KNツーリストに就職し、数々のツア......
別れの言葉を私から
テーマを持った短編と、そのテーマに対する筆者の考えが述べられる二部形式の作品です。 どのテーマも誰もが一度は経験してきた、これからする事な恋愛事情なのでぜひどうぞ 自分の価値観を、変化させてくれる作......
ロンリー・コンプレックス
シンプルな内容ですが、自分だけではないのだと安心させてくれる作品です。なにか、会話をしているような気持ちになれるし、最後のフレーズには泣きました。...
ロンドンのマドレーヌ
2歳の娘のために、マドレーヌの絵本を初めて購入しました。レビューを読んで決めましたが、期待どおりでした。絵は素朴で味があって細かい部分までよく描かれています。マドレーヌ達が引き起こす騒動にいつのまに......
恋愛日和
30を過ぎて、仕事も100%満足できなくてプライベートもそんなに充実してなくって、これからどうしよう・・・?ってときに読むと、励まされます。著者の「幸福って“どれだけ幸福なことが起こるか”ではなく、......
冷静と情熱のあいだ Rosso(ロッソ)
江國香織と辻仁成がともに、主人公の「あおい」と「順正」の立場で書き上げた恋愛小説。二人の異なる作家が、一つのストーリーを同時進行系で書いてゆくという、非常に危うく実験的な作品ですが、男の視点、女の視......
赤(ルージュ)・黒(ノワール)―池袋ウエストゲートパーク外伝
とても面白かった。いくつかの短編で折り重ねられるIWGPシリーズとは違って、一つの長編であるため、テンポのよさはさほど感じられなかったが、ここでもやはり石田氏のわかりやすく、どこか若者むけの文体が......
ルー=ガルー ― 忌避すべき狼
最初の方は世界観が分からず、ただ読んでいるだけだったのですが、200ページあたりからぐいぐい引き込まれ、一気に読みました!犯人に驚きでした。これはおすすめです。「京極夏彦」ときけばそれだけで読みたく......
ルー=ガルー 忌避すべき狼 (3)(リュウコミックス) (リュウコミックス) (リュウコミックス)
デビューから随分経つのに人気が今更急上昇した、京極夏彦原作のコミック。同じく京極作品原作の「魍魎の匣」のミックが高評価を受けている。基本、原作が良すぎるとコミックなどはスベルものだが、京極作品原作の......
ルー=ガルー ―忌避すべき狼 (1) (リュウコミックス) (リュウコミックス)
原作を読んでいると、結構ギャップを感じます。いや、そこが良いとも言えますが。 絵も話の展開のアレンジも良いです。オリジナルの要素も多数入れられているので、原作を読んでいなくても大丈夫でしょう。 京極......
落下する夕方
自分がふられて別れることになった男が好きになった女性と同棲するという奇妙なストーリがおもしろかった。そんなことはおかまいなしに振舞う華子がいかにも冷たい人間であるかのように思えるのだが、彼女自身には......
楽園のしっぽ
「海風通信」と並んで大好きな一冊です。文春の連載の時から読んでましたねえ。 由佳先生と愉快な動物たちのふれあいと、田舎暮らしの苦労と楽しさ、きっと村山先生の作品 は此処(鴨川)の生活があればこそ生ま......
夜の桃
『娼年』の時のような引き込まれる感は強くなかったです。全体的に登場人物が薄かった気がします、ただ最後のダメになる瞬間はガラガラっと崩れてよかったと思います。 現代の青春小説の担い手としてのイメージが......
夜を守る
話の内容からIGWPと比べられると思うし、 比べられるのは仕方ないと思う。 でも、IGWPみたいにちょっと世間の水準とは離れた 能力を持つ男たちのストーリーではなくって、 こちらは定職につかないど......
妖怪図巻
妖怪画が沢山載っているのはいいですが、参考文献一覧が曖昧すぎ・・。はじめに絵が載っていて、後ろに解説が載っているので、妖怪を見るのが好きな人か、もしくは、資料に使う人には、大いにお勧めいたします。...
夜明け前に会いたい
唯川さんの作品では一番のお気に入りです。 「肩越しの恋人」「100万回の言い訳」などは軽いタッチで楽しく読めて良いのですが、 この作品には小説らしき「品」を感じます。 また、情感に訴えるものがありま......
[決定版]生きがいの創造
生まれ変わりの仮説を信じると今を上手に生きる術が自然に身につく。 著者が多くの事例から蒐集してくれた、生まれ変わりの仮説を信じるに足る 科学的証明を「確かにそうだな」と信じることが出来れば、 もうど......
ローマの哲人と、人生を考える
???ローマの哲人、ルキウス・アンナエウス・セネカ(BC4ごろ−AD65)には、友人のルキリウスに書き送った124通の人生論的手紙がある。その書簡集「ルキリウスへの手紙」(『道徳書簡集』)は2000......
老年の豊かさについて
キケロは紀元前数十年前後の人だが、その説や、まことに現代的。とはいえ、この書は、ひとり暮らしや介護など、老人問題の書ではなく、老人の本性を説く書である。それも、小難しく哲学を説くのでなく、例をあげつ......
老師と少年
いろいろな方の「般若心経」の解説を読んでも、読後は難解でわからなかったが、この本は少年と老師の対話を通して「空観」を説いているのだと思った。仏教の空は西洋の虚無とは異なって透明な諦観なのだろう。禅......
楽園実現か天変地異か―2012年に何が起こるか
私自身、2000年を過ぎた頃から、漠然と今までの考え方、価値観に違和感を覚え始めました。2005年頃に潜在意識の法則を知り、自分のネガティブな思考パターンを変えようと努力し始めました。しかし、長年の......
吉田松陰一日一言―魂を鼓舞する感奮語録
身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし大和魂 我が身はたとえこの武蔵野の地に朽ちるとしても、 大和魂だけは(この日本に)永遠に留まって、 護国の鬼となるぞ。 昨年を現わす象徴的な言葉と......
陽明学と禅のこころ―人間学の王道に学ぶ人生を快活に生きる知恵
日本の儒教における朱子学と陽明学、この書はその両者の違いとはということが分かる第一歩になるような気がする。日本人を不毛に畏まらせ硬直化させ日本社会を機能マヒさせる、いわゆる「儒教の毒」と言われるもの......
(骨牌使い)の鏡 (3) (富士見ファンタジア文庫)
『(骨牌使い)の鏡 (3)』です。3分冊の完結編です。 分冊なので仕方ないのですが、本編からちょっと外れた挿入エピソードがちょっと長いのがマイナスです。 だけど、壮大なファンターのフィナーレとして相......
黄昏のポジョニ・ウッチャ
淡々と独特な軽いタッチで書かれている文章。 が、たくさんの工夫が凝らされている。 「読者が軽く読めたとしたら、その影にたくさんの工夫がしてあるはずである」 と言う解説を読んだことがあります。 まさ......
悪い時 他9篇
お伽噺は、現実と想像が近づき、重なり合い、やがて渾然となった処に生れるものではないでしょうか。現在では「昔話」と呼ばれていますが、日本の各地で今も語り継がれている数々の伝承も、そのような処に生まれた......
ワット
徹頭徹尾合理的な叙述を展開することで、かえって狂気とユーモアを誘います。読んでいてクツクツと笑いがこみ上げてくるような本です。はっきりいってイカれてますが、日本の小説のように暗さがないところが印象的......
私という小説家の作り方
奇妙な本である。 小説の書き方についてのテクニックを書いた本ではない。小説家のなり方について書かれた本でもない。ただ大江健三郎が(どうして僕はこうなっちゃったんだろうなあ)と独白するような、......
路面電車
あくまで文体で発見した部分を列挙すると1、句点無しに、読点だけで長文が続く2、文の途中に( )を多用3、ストーリーが無く、途中で話が錯綜し続けるあと、解説にもあったけど、4、≪電車≫を説明する際、細......
臈たしアナベル・リイ総毛立ちつ身まかりつ
どの細部も緻密に構成された小説を久しぶりに線を引きながら読んだ。それほどの佳作である。作者は珍しくこの作品を嬉々として書いている様子でる。構想のヒントは小説のはじまり近くにある。「小説も、主題という......
(有)アランジアロンゾ (文芸シリーズ)
はっきり言って「もりだくさん」です。迂闊に手を出すと大変な事になります。一所懸命読んでも一日が潰れます。読んだ後には、マラソンを完走したような充実感があります。楽しい、可愛い本なのに、ふと、「仕事」......
ヴァイオリニスト
モノクロームの絵は多くを読者に語る。コンクールにも賞にも縁のない「しがない音楽家」が父親にみかけだおしといわれながらも、純粋に音楽する男性ヴァイオリニストの内面がよく描かれている。やがて、家の窓べで......
老夫婦
★ブレルは歌う。 「年老いたふたりには、いまはもう話すこともなく、ときおり、おたがいにそっと目をやるばかり。お金があろうとなかろうと、みじめさにかわりなく、もうゆめもなく、思いやりがあるばかり。….......
優雅に叱責する自転車
まず、やはり絵が最高に素敵です。静かで、黒くて(といって他の絵本よりは暗くない)。話は(私には)不可解でしたが、絵にも話にも、何分余白が多いもので、想像力が喚起させられます、まぁシュールであることに......
闇の夜に
日もまだ落ちきる時間でなければ、光る水面や、水中をそよぐ水草を眺め、四季折々変化に富む川沿いの植物に目をやる。柳は風にそよいでいる。 そんな時は音楽はフルボリュームで。空気の流れと音楽が混じりあ......
モーラと私
もうすぐ6歳の娘にはちょっと早いかとは思ったのですが、自分が立ち読みして欲しくなり衝動買い。こちらが思うより、娘はスッとこの本に入っていきました。読めないはずの漢字も一度教えただけですぐ飲み込んで......
桃太郎
さすが希代の文豪と画家の手にかかると昔話のパロディもここまで 格調高くなるものなんですね。しかも一度みたら夢にでてきそうなほど 強烈インパクトがある絵本です。 ここで子供心に感じていた「ももたろ......
モモ―MY DEAR DOG
愛犬との生活について書かかれている。 特に心に残らなかった。是非、小学生の課題図書にして欲しいと思うくらい。 命が1つしかないこと、知ってほしい。 人を信じて、愛して、全身全霊で向きあってくれる ......
モカシン靴のシンデレラ
とある雑誌で牧野さんのイラストが紹介され、ついつい見入ってしまった。 パステルを何層にも重ねることで生まれる彼女の絵は、独特の深みが魅力だ。 微妙に変化する色の中には、ゆっくりとした時間の流れがある......
ミルクのお茶
お互いにわかりあえるおともだちとはなれてしまうとき 素敵な時間をすごしてきたよねと向き合っている。 そんな気分をたんたんと描いているけれど ここのなかに風通しのいい陽だまりができたような気分になりま......
南の島の恋の歌
テレビ出演が嫌いと発言し,突然活動休止した時は衝撃的でした。某番組の司会者にはかなり打ち解けてましたが,この事でアーティストのテレビ出演のあり方について考えさせられた出来事でもありました。絵本第2弾......
満ちてゆくぼく
独特なイラストと言葉がとても素敵です。ページをめくるたびに心が洗われていくような気持ちがするような本です。読み終わった後はやさしい気持ちになれます。プレゼントにも喜ばれそうな本です。...
マリオネット
ガブリエル・バンサンの著書と初めて出会ったのは話題の処女作『アンジュール ある犬の物語』でした。嗚呼、何て著者のデッサンは複雑な描写でもなく柔らかなどちらかと言うと線の少ないデッサンなのにこんなにも......
ポストマン~MONOLOGUE OF THE DEAD LETTERS POSTMAN
村上龍氏が絵本??彼の小説は乱読ではあるが彼独特の世界観はなにげに理解しており、それゆえに彼の文体と僕個人の絵本に対するうしろむきなイメージとにしっくさがなく、とりあえずという感じで読んでみた。この......
僕のとなりには
こどもでも読める簡単な本ですが、大人にこそ是非読んでいただきたい本です。ケンカをしてしまった大切な人に渡そうと思って買ったのですが、とうとう渡せずにその人は来月結婚してしまいます。友人にしても恋人に......
不幸な子供
ほんとに救いようが無いです。幸せなのはほんの序盤のみあと はシャーロットの周りに起こるのはすべて不幸、最期までひたす ら不幸、幸せな伏線を引いといてやっぱり不幸…これが現実とい わんばかりに夢もへ......
人にはどれだけの土地がいるか
欲に目がくらんで、少しでも多くの土地をと走り続け、そして息絶えた男パホーム。 でも、笑えません。自分自身の姿をそこに見るからです。 私たちは、自分に与えられたものや人生に感謝しないどころか、不満を......
光り降る音
聴力の良いうさぎが、「鳳凰」の音の美しさに気がつき、友人に話したが、 嘘つき呼ばわりされたため、鳳凰が自分の身を捨て、美しい音を奏でる楽器になる話。 感受性が無いのか、私には、面白さが理解できません......
パンプルムース!
恋人からの本を読んでいる途中だけど買っちゃったの。だってタイトルだってなにかいいことが起こりそうな呪文のようでしょ。それに装丁が吉田夫妻なんだもの!そう!あのクラフト・エヴィング商曾の!なかみもすこ......
惑星P‐13の秘密―二台の壊れたロボットのための愛と哀しみに満ちた世界文学
「ペンギン村に陽は落ちて」に続く作品として1990年に発表された長編。高橋源一郎作品の中でも最もアヴァンギャルドな1作にして大傑作である。構造はアラビアンナイトに準ずる。すなわちこの小説は、壊れてし......
ロンリー・ハート〈下〉
上に続き、夜の街で起きていた連続拉致レイプ事件の巧みなる手段により拉致した後の手口と少年たちの心理が描かれている。甘いマスクで女の子を騙し瀕死の状態まで暴力を振るう昌樹、姑息な手で人を思うように動か......
ロンリー・ハート〈上〉
『刑事たちの夏』(傑作!)『ダブル・フェイス』につづく久間十義の警察小説。前2作に勝るとも劣らない傑作が誕生した。この3作とも、重厚なテーマを扱いながらも明解であるため、どうしてもテーマに目が行って......
ロンリー・ハーツ・キラー
3つの各章は、登場人物それぞれの立場で書かれている作品。近未来幻想小説であるが、これは、近い将来現実のこととして起こるのではないと錯覚する。自分と他人の関係人々の支えになっているもの価値観生きること......
ロンメル進軍―リチャード・ブローティガン詩集
内容(原文)は星5つなのだが、装丁と和訳に意図の不明なところが多過ぎて、物としてのこの本自体はあまり好きになれない。まず和訳を読んで一体何のことを言っているのか良く分からずに、次に原文を読んでやっと......
ロックンロールミシン
素晴らしいできです。 個人的に、直木賞より信仰している三島賞。 これはも、やっぱりすばらしい。 ポップなんだけど、それでいて退廃的な空気が漂う、なんとなく社会へ出てしまった男。ラスほうのシーンでは......
レストレス・ドリーム
まず最初に言っておくと、この本はホラーではなくて、女性論の本である。しかも、徹底的に無意味に蒸留された種類の。確かに、主人公桃木跳蛇(ももき・とびへび)はゾンビ達と悪夢のような死闘を繰り広げる。そう......
ラジオデイズ
『ラジオ デイズ』です。 作者本人があとがきで言っているように、若書きの作品です。文章としては、一人称と三人称の中間のような感じ。台詞が長々と連続する箇所が多く、途中で誰の台詞なのか分かりにくくなる......
読むそばから忘れていっても―1983‐2004マンガ、ゲーム、ときどき小説
副題にある通り、83年から04年までの20年間にタカハシ氏が書き散らかした、主にマンガ(特に少女マンガ)に関する雑文の集成。しかしあえて「書き散らかした」「雑文」と表現したように、いくつか例外はあ......
吉本隆明代表詩選
何十年ぶりかで「固有時との対話を読んだ。〈神は何処へいつた こんな真昼間〉。──編者による討議のなかで高橋が「小林秀雄は詩を書かず、中原中也は詩に専念する。そこにある種のバランスができたわけですね......
浴室の窓から彼女は
小林恭二独特の奇想天外なストーリー展開はありませんが、まるで吉田修一の『パークライフ』のような都会的な小説です。もし、自分とそっくの顔、しぐさ、くせetc...をした異性が現れたら、その彼女のことが......
ユリイカ―EUREKA
これも前から読んでみたかった本。 いえ、決してタイトルがEUREKAだからとかではなくて。 でもユリイカという言葉の意味自身は好きです。 これは静かなる再生の物語です。 バラバラになったパ......
雪沼とその周辺
ずっと昔のことを思い出した。 美術館に展示された写真を執拗に眺めていた。 疲れて中央にあるいすに座った。 そこからは、眺めているも含めて写真となった。 と、その視点。 立ち位置を変えると、ものの見......
我らが隣人の犯罪
この本は宮部みゆきが書いたショートストーリーがまとめられた作品です。 内容は主人公が小学生、さえない刑事、平凡な作家などと多種多様な一癖ある人物たちで、共通する部分はミステリでしょうか。全部が事件の......
嗤う伊右衛門
かの有名な「四谷怪談」をベースにした物語です。 しかしこの作品は、私の持っていた四谷怪談のイメージを思いっきり覆しました。 笑ったことのない生真面目な浪人、伊右衛門。 気高くまっすぐな意志を......
私が嫌いな私
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綿菓子
江國作品のなかで最も好きな小説のひとつです。比較的デビューして間もないころのお話ですが、江國さんの豊かな表現力があちらこちらに見られます。主人公の少女の甘い甘い恋心を、ふんわりとそれでいて想像力をぎ......
猥談
野坂昭如氏、花村萬月氏、久世光彦氏を相手にした対談集。岩井氏の奔放で、猥雑な性格が窺えて面白いです。また、作家として生きていくには…のような本気も見えて、ふざけた部分、真面目な部分がうまくミックスさ......
ロンドンのマドレーヌ
2歳の娘のために、マドレーヌの絵本を初めて購入しました。レビューを読んで決めましたが、期待どおりでした。絵は素朴で味があって細かい部分までよく描かれています。マドレーヌ達が引き起こす騒動にいつのまに......
ロズウェルなんか知らない
スキー場,遊園地といった外部の観光資源だけを当てにして,これらが潰れてしまうと何も残らず,ただ滅びるのを待つだけ・・・そんな中,何とか観光客を呼び込もうとイベントを企画する靖夫らの努力は,読んでい......
連鎖
犯人が見つかるまでに話が二転三転どころか三転四転して読み応えのある作品でしたが、少しストーリーにのめりこめなかったです。 食品の横流しが本作品の主となって展開されていくのですが、「横流し」と言......
恋愛について、話しました。
なんて器の大きな二人なんだろう!この二人の対談を読んでると、自分の恋愛の悩みなんて鼻クソ以下に思えます。恋愛でにっちもさっちもいかなくなってる悩める女性におすすめです。岡本敏子さんとよしもとばななさ......
恋愛小説
ウイキーはほとんど飲みませんが、まあ、小説でこんな風に扱われると、飲んでみようかなって気になります。大人ならではのストーリー(ばななさんのはちょっと若いかな?)が素敵だし、人気作家の個性ある作品を楽......
恋愛詐欺師
これまでの岩井小説にしては、軽い感じですね。いかにも女の子から聞いた話を彼女流に味付けしたというか…残念ながら本来のねっとりと絡みつくような恐怖と陶酔感がいまひとつ?ものすごく好きな作家さんですが、......
楽天主義“OPTIMISM”
ヘレン・ケラー程の方が書いただけあって、心に強く訴えかけるものがあります。健常者として生まれ育ってしまうと健康が当たり前になってしまい、何気ない日々の生活に感謝できないのが当たり前になってしまうもの......
癒しのハーモーベル2 豊かさを呼びこむCDブック
今はなるべく部屋でこのCDを流すようにしていますが、 確実に言えることは、自分の波動がはっきりと上がることです。 今まで色んな癒しのCDを聴いてきましたが、 Dを聴いて、高い波動を感じるものは結構あ......
ヒューマニズムとは何か (レグルス文庫)
象牙の塔にこもった哲学、哲学者ではなくて「哲学研究者」ばかりがはばをきかす日本の哲学教育の現状にあって、本書は、「哲学する」ことによって、誠実な人間が悩み抱えるあらゆる矛盾を乗り越える力を奮い立たせ......
人みな骨になるならば―虚無から始める人生論
こんな明るく乾いたニヒリズムがいままであっただろうか。産経新聞の人生応援団で知られる著者のこころのうちには、これほど苛烈な覚悟が秘められていたとは!一精神科医の独白という範疇には収めきれない、人生哲......
引き寄せの法則の本質 自由と幸福を求めるエイブラハムの源流
去年の11月に 「引き寄せの法則 エイブラハムとの対話」 を読み、宇宙の法則の奥深さ、 目に見えないものにも意識する必要がある(例えば空気)事を、 エイブラハムという目に見えない集合体を仮定し、 教......
ニヒリズムと無―ショーペンハウアー/ニーチェとインド思想の間文化的解明
塩野七味さんをはじめ、女性の海外での 活躍の様子を知り、勇気がわいてきます。 今後の、ご研究の広がりを期待します。現在、ニーチェやショーペンハウアーがインド哲学、仏教に影響されたという一般論は人......
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